コンセプトメッセージ
こども食堂が
大事にしていること
これからも
大事にしていきたいこと
全国に広がるこども食堂は、
子どもたちをあたたかくやさしく見守りたいという想いで
運営されています。
運営者の想いがぎゅうぎゅうにつまったそれぞれの活動は、
社会を彩るように多様で、
それでいて、みんなを包み込む場所です。
そんなこども食堂が大事にしていることを、
これからも守り、
そしてやさしい活動が、
さらに広がっていくようにと願いを込めて、
こども食堂が大事にしていること、
大事にしていきたいことを
5つにまとめました。
私たちの社会が、
やさしい社会になるように。
あたたかいつながりが
実感できる社会が続くように。
#みんなで食べるとおいしいね
違いを認めあい(多様性)
「やりたいのは自分」の気持ちで(自発性)
分け隔てなく誰にでも(インクルーシブ)
みんなのために(非営利)
地域をつなげ、笑顔をつなげる(地域性)
こども食堂運営者、
こども食堂地域ネットワーク団体 有志一同
認定NPO法人
全国こども食堂支援センター・むすびえ
こども食堂の10年
全国の広がり
「こども食堂」は、子どもが一人でも行ける
無料または低額の食堂です。
「地域食堂」「みんな食堂」という名称のところもあります。
こども食堂は民間発の自主的・自発的な取組みとして、
この10年で、6000箇所を超えました。
インタビュー
東京都大田区
だんだんワンコインこども食堂
代表 近藤 博子
地域に根付き、地域で育つ、
地域に開かれたコミュニティ
東京都大田区で「気まぐれ八百屋だんだん」を営んでいた近藤博子さんが、2012年8月に「だんだんこども食堂」を始めました。今では全国に約6000カ所あるこども食堂の先駆けで「こども食堂」名づけの親とも言われています。目の前で起こっている課題を解決したいと一歩踏み出した近藤さんと、そこに集うボランティアの方々にお話をうかがいました。
熊本県熊本市
ふるさと元気子ども食堂
代表 宮津 航一
若者がつくる地域のつながり
―目を向けることが第一歩―
2021年6月、熊本県で「ふるさと元気子ども食堂」を立ち上げた宮津航一さん(当時高校3年生)は、コロナ禍での休校を通して、子ども同士のつながりの必要性を実感。子どもたちの居場所を作るために活動しています。宮津さんが高校生ながら想いを行動につなげてきた、エネルギーの原点はどこにあるのでしょうか。熊本から湧き上がる若い力の背景を紐解いていきます。